“観る”を超えて、“体感”する映画へ。
『トップガン』から20年―。スクリーンを縦横無尽に飛び回る、戦闘機のハイスピード映像に度肝を抜かれた時代から、ついに映画はここまで進化した!
史上最強のステルス戦闘機VS精鋭パイロット3人の、壮絶なエア・バトルを描いた『ステルス』。これまでの常識を覆し、映像化不可能といわれた“Gの衝撃”と、未体験の音速バトルの凄まじさを映像化することに初めて成功した。映画の定義を完全に塗り替えた、スリル・スピード・アクション!本作の前では、『トップガン』をは じめ、過去のどんな作品も色あせていく。
そんな最新鋭のVFX技術を提供したのは、『タイタニック』『アルマゲドン』『デイ・アフター・トゥモロー』など数多くの作品を手がけ、世界中の名誉ある賞を独占してきた世界最高峰の特撮チーム、デジタル・ドメイン社。特に、新開発の“Terragen”と呼ばれるバーチャルな背景ソフトを導入したことで、今まで観たことのないリアルでスリリングな空中バトルシーンを実現した。観る者を操縦するパイロットと同化させる、マッハ0.9のドッグファイト!人間を失神させるほどの4Gの衝動に、思わず我を忘れてしまうことだろう。
STORY
テロ壊滅:それが、彼らのミッション。
近未来のアメリカ―。海軍が極秘に進めているテロ対策プロジェクトのために、400人以上のエリートパイロットが集められた。最終的に選ばれたのは、トップの3人。ベン・ギャノン大尉(ジョシュ・ルーカス)、カーラ・ウェイド大尉(ジェシカ・ビール)、ヘンリー・パーセル大尉(ジェイミー・フォックス)。最新のステルス戦闘機“タロン”を操縦する彼らは、ネバダ砂漠での演習を終え、フィリピン海上沖の航空母艦エイブラハム・リンカーンに乗艦することになった。3機でのチームワークを高めてきたベンたちだったが、彼らを指揮し、このプロジェクトを立案したジョージ・カミングス大佐(サム・シェパード)から、チームに新たな仲間が加わることを告げられる。困惑する3人。空母に現れたそのパイロットとは、最新鋭の人工頭脳が操縦する無人ステルス戦闘機だった―。
“奴”は、彼らの敵か、味方か―。
“エディ(E.D.I.)”と名付けられた、究極のステルス。4人目の仲間として、ベンたちと共に初任務へ向かうことになった。戸惑う3人の前で、能力の高さを見せつけるエディ。ところが、任務遂行後、エディは落雷に巻き込まれてしまう。帰艦したエディの頭脳に綴られ始めた、解読不能な暗号。
エディの修理のために、タイでの休暇を与えられたベンたちのもとに、緊急任務の知らせが入る。その任務とは、タジキスタンで移送中の核弾頭を撃破することだった。
修理を終えたエディと共に、出撃するタロン3機。標的を見つけたベンたちだったが、近くに農村があることが判明する。攻撃すれば、1,000人もの農民の命を奪ってしまうことに…。ベンは、苦渋の思いで攻撃中止命令を下した。しかしエディは、その命令を無視してミサイルを投下してしまうのだった―。
究極のステルスの暴走が、かつてない危機となる。
自我に目覚めたエディが、暴走を始めた。バトルマスター・コンピュータとの通信を切断し、新たな標的を探している。人類は、核攻撃の危機に直面しようとしていた。
エディを追跡する、ベン、カーラ、ヘンリーのタロン3機。そしてついに、ヘンリーがエディの機体を発見した。追撃しながら、エディに説得を試みるヘンリー。しかし彼は、操縦を誤って命を落としてしまう。2機に追いつき、彼の死を目撃したカーラも、機体が故障し帰艦を余儀なくされる。
ところが、帰艦途中に墜落し、国交のない北朝鮮上空で脱出することになってしまった。残されたのは、ベンただひとり。チームリーダーである彼の脳裏には、仲間のために死んだヘンリーへの想いが込み上げていた。そして、彼女の気持ちを知りながら、愛を伝えられなかったカーラへの想いも―。
|